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 お正月は、元日から七日までを松の内、七日を七草の節句、十五日は小正月としてお祝いをしています。一般に正月は初詣をし、神社仏閣にお参りをして一年の無事と平安を祈ります。

 日蓮大聖人は、「正月の一日は日のはじめ、月の始め、年のはじめ、春の始。これをもてなす人は、月の西より東をさして満つるが如く、日の東より西へわたりてあきらかなるが如く、徳もまさり人にも愛せられ候なり」と仰せられています。

 お正月のはじめに法華経を供養する心がすべての事始めであり、古くは正月には先祖の魂を迎えて祭る行事で盆に対応するものであったようですが、盆が仏教の行事になり、正月は年神を迎え新年の豊作を祈るようになりました。

 めでたく正月を迎えたならば、お仏壇に灯明をささげ、祝膳(ぞうに等)を供え、家族揃ってご本尊、ご先祖に対し、昨年の平穏無事を賜わった慈悲に感謝し、新しい年の年中安泰を祈り、法華経を読誦し、読経、唱題することが、新年最初の行事であります。

 年頭にご本尊に感謝申しあげ家族が健康で新年を迎えたことを報告する祈りの功徳は誠に大なるものがあり、正月三が日の内にお寺へ参詣し、ご先祖の回向をすることが大切です。

 法華経によって新しい年の幸福を万里の外よりあつめて新しい年を生きましょう。日蓮上人は次のように示されています。

 「今正月のはじめに法華経を供養しまいらせんとおぼしめす御心は、木より花のさき、池より蓮のつぼみ、雪山にせんだんのひらけ、月の始めて出づるなるべし、今、日本国の法華経をかたきとして、わざわいを千里の外よりまねきよせぬ。此をもって思うに、今法華経を信ずる人は、さいわいを万里の外よりあつむべし、影は体より生ずるもの、法華経をかたきとする国は、体にかげのそうごとくわざわい来るべし、法華経を信ずる人は、せんだんに香ばしさのそなえたるが如し。」


 



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